THE FIRST SLAM DUNK

12月3日に26年の時を経て公開。
4日の公開2日目と1月1日に地元京都にて鑑賞してきた。

あまり事前情報を入れずに見に行った初回。
そして1回観た上での2回目は2回目の方がより細部まで注目することができ、なおかつ1回目と2回目の間にいろんな方の考察動画などを観ていたこともありかなり細部までチェックできた気がする。
控えめに言って私の中では最高の映画だった。

公式ツイッターや井上先生のツイッターでも賛否両論あったけれども私としては26年前に読んだあの漫画がアニメーションとしてスピード感や動きとして観られること、それがもう全てだった。

そもそも自分はアニメ派ではなかったので確かに声優陣は個人的には昔の声優さんも渋い声の方が多くて好きだけど特に違和感はそこまでなかった。
一緒に観に行った中国人の友人はアニメから入ったので最後まで前の声優さんでやってほしかったと言っていた。
私はあのアニメになるとテンポが途端に遅くなる感じが苦手だった。
だからやっぱり最初から最後まで漫画が好きだったし、あのワクワクする感じはアニメで感じたことはなかった。

でも今回は違った。本当に生で試合を観ているテンポの良さ、ぎこちなくない動き、あの漫画の部分はこんな風に実際なら動いてたのかと思う描写。幼い頃に観たアニメのそれとは全然違った。

リアルタイムで読んでいた頃

兄がジャンプ読者だったので小学生の頃からジャンプ、マガジンを読んでいた。
私が読んでいた頃は本当にジャンプ全盛期といわれる時代だったんじゃないかと思う。
ドラゴンボール、スラムダンク、そしてワンピースが始まりだし。。。みたいな時代だった。
マガジンだとGTOがドラマ化していた時代。
少年漫画がすごく面白かった。
周りの同級生もみんな同じ漫画にハマっていた。

スラムダンクを初めて読んだ記憶は海南戦だった。桜木の喪失感に共感したのを覚えている。
兄が漫画を全巻持っていたのでのちに全て読んだ。
ミーハーだけど好きな選手はミッチーだった。単純に顔がタイプだったのと更生していく様に心打たれた。
そこからバスケが好きになった。カナダにワーキングホリデーで1年間住んだ時もバスケの試合を観に行った。
初めてのNBAで選手も全然知らないけどホームチームを応援してそこからたまに日本でもバスケを観るようになった。
私の人生の中でスラムダンクを機に影響を受けたスポーツの一つがバスケットボールだった。

THE FIRST SLAM DUNK

今回の主人公が宮城リョータってことも観に行って初めて知った。
それくらい事前情報は入れてなかった。正直あのリョータのバックグラウンドがこんなに暗いとは思わなかった。
でも今までリョータにフォーカスされたことがなかったので今回彼がそういう気持ちで「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ」って言った時は涙が止まらなかった。

今回の映画で泣きポイントはいくつかあったんだけど、私がいつも泣いてしまうところはやはり赤木。
赤木が小暮とずっと築いてきたものに宮城が加わり、流川が加わり、桜木が加わり、三井が加わって最強の5人になったというところ。
「ずっとこんな仲間が欲しかったんだもんな」「がんばれ赤木」っていうところでこれを書いているだけでもまた泣けてくる。
チームワークで温度感っていうものは必須で、メンバーの一人でも温度が合わないとそのチームは目標を達成できない。
ずっとチームに恵まれなかった赤木が、今回全国という舞台で頼もしいメンバーに囲まれ、最強山王と対峙しているっていうところが本当に号泣シーン。
年齢も30半ばを過ぎると中間管理職のような立場になっていくことから共感するメンバーが年と共に変わっていく。
その年その年で楽しめるのがこのスラムダンクの魅力の一つでもあると思う。

女子目線

そしてまた違った目線から見ると私は牧伸一が抜群の結婚に最適な男子だと思って観てしまう。
自分の能力におごらないハングリー精神、あれから10日後で見せるサーフィン後の姿。
絶対仕事もできるし、将来は湘南あたりで仕事を経営しながら家族と犬と暮らし、週末はサーフィンしたりしてる姿が浮かんでしまう。
映画を見終わったあとまた単行本を読み返していると牧推しになっている自分に気づいた。

仙道はかっこいいけど結婚となると大変そうだし、流川は不器用すぎるし。
そして友達の大好きな藤間。やっぱりキャプテンになる人って面倒見がいいしちゃんといろんなことをマネジメントできる印象があるから藤間もいいよなーとかって友人と話していた。
そして彼は翔陽という高身長グループにいるから小さく見えるが実は178㌢もある。それだけあれば十分。
顔はやっぱりミッチーがかっこいいと思う。

都内某会社広報。TRAVEL, LIFESTYLE, CAFE, COFFEE, FOOD, BAR 18カ国、特に好きなのは北米:カナダ、ニューヨーク、東南アジア全般。 2022年、コロナ明け初の旅行はタイ サムイ島とバンコク。 Instagram @00yukilife

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