NETFLIX 愛の不時着｜Crash Landing on You
前回「わかっていても」を観た後にこの際流行ったものを片っぱしから観てみようと思い、愛の不時着を観ることに。わかっていてもが結構リアルな設定だった反面、愛の不時着はもうドラマ！完全に夢物語なのですが、現代版韓国版ロミオとジュリエット。ラブコメ好きな私にはクリーンヒットでした。
今年一番はまった言っても過言でないこのドラマ。ちなみに加筆している現在１ヶ月経っていますが、未だにロスから抜け出せません。
初めて愛の不時着を見た2021年9月半ばからロスから抜け出せず毎日名場面をリピした私が愛の不時着について語るページです
ストーリー
財閥の娘ユン・セリ（ソン・イェジン）がパラグライダーに乗っていたところ竜巻に巻き込まれ北朝鮮に不時着してしまいます。不時着したユン・セリを発見して保護するのが北朝鮮のエリート将校であるヒョンビン演じるリ・ジョンヒュク中隊長。ユン・セリを無事に北朝鮮に帰そうと画策するが武骨でまっすぐなリ・ジョンヒュクを良く思わない上官たちに阻まれ・・・と言ったところからストーリーが始まります。
南国で分断されてから隣接しているのにどこよりも遠い国、韓国と北朝鮮。一緒にいるだけで違法。恋に落ちても報われることのない２人の恋の様子を丁寧に描いてます。韓国、北朝鮮のロミジュリです。
キャスト
韓国ドラマに疎い私はほぼ誰も知らない状態で観たのですが、まず主人公のユン・セリ演じる主演女優のソン・イェジンさん。
韓国女優キャリア２０年を誇る大ベテラン女優です。
ソン・イェジンさんのインスタグラムはこちら。右側に立つのがこのドラマのヒーロー、主演俳優のヒョンビンさん。
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私の中の韓流ドラマって冬のソナタから止まっていて、俳優さんもその時代で止まっていたのですが、こうして韓国ドラマを観てみようと思っていたら改めて韓国の俳優さん、女性陣は美人でスタイルがいいし、女性らしくて、男性陣はとにかく鍛え上げられた肉体美。観ているだけで女性ホルモン出そうな感じでした。
話を戻してソン・イェジンさんですが、私の知っている彼女の出演作は「私の頭の中の消しゴム」でした。この映画泣きすぎて辛くて出演されていた方のことをあまり覚えていませんでした。２００４年の映画っていうのもありますが。その頃から一線で活躍されている女優さん。なんとキャリア２０年！今見返していたらかなりお化粧や雰囲気が違います。
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このドラマで私が思った彼女の見所は泣きの演技。間違いなくもらい泣きしてしまう彼女の泣きの演技は本当にすごいです。そして圧倒的な透明感。完全に見入ってしまいました。
そしてヒーロー役にはヒョンビンさん。
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代表作はドラマ「私の名前はキム・サムスン」、「シークレットガーデン」。愛の不時着がちょうどヒョンビンさん第三次ブームだそうです。
愛の不時着では不器用でまっすぐな青年リ・ジョンヒョクを演じていますが実際はよく笑う、ジョークなどを言っている様子が撮影裏側の動画などで紹介されています。年齢はイェジンさんと同じ３９歳。（９月２５日がお誕生日）
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185cmの長身にこのルックスと鍛え上げられた肉体美。とにかく胸板フェチな私は彼のがっしりした体格にやられてしまいました。本当にかっこいい。軍人という役作りのために体を鍛えたそうです。
実際にお付き合いされているカップル！
主演以外のキャスト
その他にもリ・ジョンヒョクの婚約者ダンの母ミョンウン役に、「パラサイト」でソン・ガンホの妻役だったチャン・ヘジンや、ダンの叔父、ミョンソクを演じるのは、「パラサイト」で“あの男”を演じたパク・ミョンフン。
パラサイトも観ましたが同じ役者さんが出演されていることに全然気づきませんでした。
構成
物語は全１６話。前半が北朝鮮編、後半が韓国編となっています。１話１時間以上ある上に長いものだと２時間の映画コースになるので全部観るのにまぁまぁ根気がいりますが、気になって３日ほどで観てしまいました。北朝鮮編では二人がお互いを気になっていくところが丁寧に描かれています。韓国編ではキュンキュンするデレシーンがあり、なおかつシリアスなシーンではアクションもあったりでさらっとここに書ききれないほど。前半ででてきた伏線が上手に後半で回収されていたり、それがまた何度も見返してしまう要因でもあるのかもしれません。
OST
私の中でドラマや映画と音楽って切っても切り離せないのですが、今回もすごくいい音楽が勢揃いでまたベストタイミングで入ってきます。わかっていてもと同様に終わってからOST（Original Sound Trackの略であっているはず）をSpotifyに入れてまたずーっと聞いています。音楽のストーリーとのシンクロ率が半端ないです。もう観てからは音楽聞いているだけでうるうるくるほど。
感想（ネタバレを含む）
もうとにかく、リ・ジョンヒョクかっこいい！あんな風に大事にされたいと思う女子が多いのではないかと。行動のひとつひとつにユン・セリが大事でたまらないというのがでています。時にやきもちを焼いたりするところが本当にたまらない。そして厳しそうに見えるんだけど最初からとにかく優しい。誠実で純愛なんですよー！世の中の女子が求めているやつ。
そしてリ・ジョンヒョクの部下４人がまたいい味を出しています。リ・ジョンヒョクを含む５人部隊の中に紅一点としてユン・セリが彼らと一緒に過ごす時間が描かれているのですがその関係性もとても心温まるんですよね。ちなみにこの４人F４と呼ばれていますが、花男のF4とはまた全然違う意味。（花男は花の４人組のFlower４から来ていますが、この４人は別にビジュアル面お花ではございません。）父親の愛人の娘として愛情を知らずに育ったユン・セリが人の温かみに触れていくうちに変わっていく彼女の性格なども丁寧に描かれています。観ているこっちがほっこり。
韓国編の中にでてくるインテリアやファッションなども楽しむことができます。
またこのドラマの中で北朝鮮と韓国がどういう位置付けなのかもわかってきます。帰ってしまったらもう２度と会えない。連絡も取れない。今のこの時代にメールも電話もできない。
この１６話のお別れのシーンは見た人がみんな泣き、号泣どころか嗚咽すらすると言われているシーンです。
このシーンのユン・セリがもう会えない？一生？っていうところ。この現代でもう一生会えない関係があるなんて。会えないどころかメールも電話もできません。私もしっかり嗚咽しながらな観ました。
こういったシリアスな面もありますが、実は全編通してコメディタッチなところのバランスもよくてテンポよく次々と観てしまいました。泣きたいドラマやキュンキュンしたいドラマが観たい人におすすめです。
コメント欄にこれを観た記憶を消してまた一から観たいっていうコメントが多くあり、共感しかなかったです。
泣けるドラマや女性ホルモン出したいって思う方、秋の夜長にぴったり。NETFLIXで再度トップテン入りしていました。（２０２１年９月）そして今現在トップ５入しています！（２０２１年１１月終わり頃）
そして次回の記事ではなぜそこまでこの「愛の不時着」という作品にハマったのかというのを個人的な主観のみで書いていきたいと思います！またよかったら読んでください！
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