[Working Holiday in Toronto]仕事探し!

面接の結果

その後また社長からメールがきて残念ながら落ちてしまいました。
英語力が低いためでした。
夢のオフィスワークは絶たれてしまったわけですが、それでもやっぱりオフィスで働きたいから他に考えようと他にもサイトを見て探していました。

会社にいく前に見かけるTimes Square。NYとの違いに思わず。

すると1週間くらいした日に社長からまたメールが来て、やはり人が少ないので、まだ興味があれば働いてみませんか?とオファーが来ていました。
!!!!!これは!!!!!と思い、すぐに返事をし、実際に会社まで面接にいくことになりました。
バスに乗って初めてのNorthへ。今まで歩いたこともないような場所。初めて乗るバス。ダウンタウンとまるで雰囲気の違う場所、会社への行き方を聞いてバスの降りる場所を間違えないように緊張しながらバスに乗っていました。

会社に着くと待ってくださっていたのが社長と副社長(社長の奥様)です。
この方達に出会ったことで私のトロントライフは格段と変わりました。
今後トロントに会いにいく理由になるほど大好きな私の第二の家族的存在です。
仕事の開始についての話し合いを終えてその後副社長と近くのTim Hortonでお茶をしました。
そこで色々お話をしてくださって緊張していた私の気持ちがすっと楽になりました。

職場の裏のガレージで撮った写真

仕事内容は主に注文を受けて出荷までの書類作成、電話取次、梱包作業などでした。
英語話せないのに電話取次がんばりましたよ。
もともと受付をしていたので電話を取ることに関しては全く抵抗がありませんでしたがなんせ一杯話されてもちゃんと答えられない。
それでも出荷がおかしくなった時に調べたりなんか色々させてもらいました。
本当に色んなことを勉強させてもらいました。
ビジネスメールもこちらで覚えました。

私が好きだったのが週1くらいでいく奥様との仕事終わりのショッピング。
イタリアン、中華系、韓国系、日系色んなスーパーに連れて行ってもらいました。彼女との週1のお買い物が私の癒しの時間でした。
そして私の家の辺りには大きなスーパーもないし、重くて沢山買うこともできなかったのでいつもお買い物に連れて行ってもらって送っていただいてめちゃくちゃ助かっていました。
純粋に今日晩ご飯何にしようねーなんて話あえる相手がいたことも嬉しかったです。当時の私の心の支えでした。

ホリデー前にみんなで寿司パーティー!

一人でいる私をいつも気遣ってくださって、お正月などは呼んでいただいたり、お休みの日もドライブに連れて行ってくださったり、もう本当に本当にお世話になりっぱなしでした。
去年ようやく帰国後初めてトロントを訪れることができたのですが、もう会えた時は本当に嬉しくて嬉しくて仕方なかったです。
私が帰国してからも彼女のお嬢さんが京都までいらしたり、奥様とお嬢さんが一緒に京都まで来てくださって数回会えてはいたのですが、実際にトロントで会えたのはめちゃくちゃ大きかったです!
なんか帰って来たーって気持ちになりました。

こういった出会いは本当に一期一会だと思うので、実際にトロントで暮らしている彼女と親しくなったことで海外に住むっていうことをリアルに考えることができました。
最初はそのまま帰国せずこのまま移住したいって思っていましたが色々な話を聞いているうちにやはり一度日本には帰らないとなって思いました。
憧れだけですまない部分も教えていただけたと思います。

彼女のお家で行なったパン作り

家探しは難航した私でしたが仕事探しはこんな感じで後にも先にもこの2回しかなかったです。
帰国後にまた英語面接を受ける日が来るとはこの時はまったく思ってもいませんでした。
ちなみに事務職のお仕事の方はラーメン屋より時給が6ドルも多くて、おまけに9−6時。この形でルーティンができていたのでラーメン屋になってからの深夜までの勤務などは結構しんどかったのでまたオフィスに戻れて嬉しかったです。
でもこのままラーメン屋にも籍は残し、週末のオープニングだけ働きに行っていました。それで当時月20万前後でした。(チップを除く)日本にいるほど洋服代やコスメ代がかからない(トロントだと超カジュアルだし、なんせ冬は寒くてオシャレする気しない)ので日本と全然生活レベルを変えることなく、むしろ物質的により精神的に豊かな暮らしができました。

仕事も家も本当にご縁だと思います。
私はこの職場に変わって通勤がしんどくなり、NorthにあるDonMilsに引っ越したのですが、この引っ越しのおかげで最後の素敵なコンドミニアムに住むこともできました。
見つけられてラッキーだったし、何より採用してくださった社長には本当にずっとずっと感謝しています。

たとえ海外にいても仕事って結局1日の大半を占めるもの。それならやっぱり楽しく働ける環境がいいですよね。
私の場合は本当に素敵な環境に置いていただいたので残りのカナダ生活は本当に充実したものになりましたが、人によっては海外に来てまでいやいや働いている人もいました。貯金が潤沢にある人や、現地で働かなくても仕事がある人などはいいですが、せっかく日本じゃない場所にいるのを楽しんでいるのに生活に追われるの本当に勿体無いこと。
いやいや働くくらいなら納得して働ける場所が見つかるまでの生活資金くらいは貯めていかれることをおすすめします。
私もジャパレスの方は途中で嫌になったので辞めようとしていましたがマネージャーが変わってオープニングだけでいいよと言ってもらえたので残ることにしましたがそのままだったらおそらく事務仕事一本に絞っていたと思います。
そしてたとえアルバイトという環境だったとしても帰国してからでも面接のアピールポイントになるので日本に帰国する方は日本に帰国してからこんなことしてたよって胸を張って言えるように色んなことにチャレンジしてみるといいと思います。
嫌な経験もいい経験も絶対あなたの財産となります。

都内某会社広報。TRAVEL, LIFESTYLE, CAFE, COFFEE, FOOD, BAR 18カ国、特に好きなのは北米:カナダ、ニューヨーク、東南アジア全般。 2022年、コロナ明け初の旅行はタイ サムイ島とバンコク。 Instagram @00yukilife

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