二度目のお盆
二度目のお盆の帰省。
台風がきて、色んな予定が変更となった。
二度目の父親のお盆。
まだ父の魂はこの辺にいるのだろうか。
父の病気が発覚してから京都への帰省にあまり気乗りしなかった。
病気が発覚してからはその現実を帰省のたびに実感するし、闘病中の父の姿は本当に見ているこちらも辛くて、一緒にいたい気持ちとそれをみている辛さが重なった。
亡くなってからは父親を亡くしたという事実を突きつけられることが辛かった。
離れたところにいるといない生活が現実で、京都に帰ったら会える生活が私にとっての現実だったが、亡くなった現実として突きつけられる。
去年の初盆は父親の遺骨を見て、綺麗に飾られている花を見て涙が止まらなかったけど、その涙も今年は出ない。
こうやって父親のいない実家に慣れていくんだと思うとそれもどこか寂しい気持ちとなった。
まだ父の部屋も片付けられずにいる。
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